卵巣嚢腫検査費用とは?

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ここでは、「卵巣嚢腫検査費用」
についてお話します。

 

女性の卵巣は、
沈黙の臓器と呼ばれています。

 

その理由は、卵巣に
病気が起こっても、ほとんどの
場合自覚症状が出ないからです。

 

卵巣の病気には、
卵巣腫瘍があります。

 

卵巣腫瘍は、
約90%が良性の卵巣腫瘍です。

 

残りの10%は、
悪性の卵巣がんになります。

 

卵巣嚢腫と卵巣がんは
同じような症状が現れます。

 

しかし、自覚症状が現れ
異変に気づくのは、

 

腫瘍が大きくなって
しまってからがほとんどです。

 

病気の早期発見は、
定期検診を受けるしかありません。

 

検診を受ける場合には、
もちろん費用がかかります。

 

卵巣嚢腫の検査には、
一体どれくらいの費用が
かかるのでしょうか?

 

今回は、卵巣嚢腫の検査と
その費用についてご紹介します。

 

卵巣嚢腫の検査

 

卵巣嚢腫の検査には、
さまざまな検査があり、

 

卵巣嚢腫の大きさや状態により
行う検査が異なります。

 

婦人科を受診した際、
まずはじめに行われるのが問診です。

 

問診では、受診した理由や
気になる症状、いつからその症状が
続いているのかなど質問されます。

 

また、女性の病気には
ホルモンバランスが
大きくかかわっています。

 

月経について初経年齢、
月経の周期や量、
最終月経日などを聞かれます。

 

きちんと答えられるように、
自分の月経周期や、月経開始日を
メモしておくとよいでしょう。

 

今までにかかった病気や
治療中の病気、アレルギーの有無を
確認されます。

 

自分の病歴やアレルギーの
情報を事前にまとめて
おくことも大切です。

 

その他、妊娠・出産・流産の
有無や家族の
病歴なども質問されます。

 

次に行うのが、内診です。

 

内診は、婦人科では
基本的な検査です。

 

内診には、目で確認する視診と、
医師が触って確認する触診の
2つがあります。

 

内診を行うことで、病気の位置や
大きさなど多くのことがわかります。

 

内診で卵巣の位置や大きさ、
かたさなどを調べ、
卵巣腫瘍をチェックします。

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続いて超音波検査を行います。

 

お腹に超音波をあて、
卵巣の大きさや中の状態などを
画像化して確認します。

 

卵巣嚢腫がある場合、
腫瘍マーカーという
血液検査を行います。

 

腫瘍マーカーは、腫瘍が良性か
悪性かを見分けるために用います。

 

その他、必要に応じて
MRI検査やCT検査を行い、
腫瘍の中の状態を確認します。

 

これにより病気がどの位置に
どのような状態で起こっているか、

 

ほかの臓器との位置関係が
詳しくわかります。

 

このような検査で
卵巣嚢腫の診断を行い、
良性か悪性かを推定していきます。

 

卵巣嚢腫の検査費用

 

卵巣嚢腫の検査費用は、
病院や診察内容に
よって差があります。

 

卵巣嚢腫の検査には、
健康保険が使えますので
3割負担で行えます。

 

ここでは、保険診療
3割負担の場合の一般的な
金額をご紹介します。

 

卵巣嚢腫の1回の検査費用は、
5,000円程です。

 

その他、必要に応じた検査や
手術前に行う検査には
下記のようなものがあります。

 

・MRI検査やCT検査

 

MRI検査やCT検査など
機械を用いる検査は、
検査費用が少しプラスになります。

 

6,000円程です。

 

・手術前検査

 

手術前検査は、
尿検査や血液検査を行います。

 

6,000円弱です。

 

・手術前説明

 

手術を行う前日か当日、
もしくは外来時に、

 

あらためて医師から
病気や手術の内容について
説明があります。

 

そのうえで、手術に必要な
同意書にサインをします。

 

200円程度です。

 

このように、卵巣嚢腫の検査は
1回5,000円程と、
そこまで高額な費用はかかりません。

 

卵巣嚢腫の早期発見で、
適切な治療を行うことで手術や
最悪の事態を免れることができます。

 

まだ何も症状が現れていない場合でも、
是非検診に行ってみてくださいね。

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